simplenote.el を Cygwin のないWindowsで使う

emacsからSimplenoteにアクセスできるsimplenote-modeをWindow上で使う場合、Cygwinが必要だとgithubページには書かれていますが、MSYSを導入することで、Cygwinなしでも使用できます。
Windows版のスタンドアローンなOpenSSLもありますが、こちらではsimplenote.elがうまく動きませんでしたのでご注意ください。

もしgitを使うつもりがあるなら

Windows上でgitを使用する場合、msysgitを導入すると、MSYSがついてきます。そのなかにopenssl.exeも含まれています。オプション指定次第ですがインストーラでパス通しをすることも可能なので、msysgitをインストールしてしまうのが楽です。

MSYSを導入する

http://www.mingw.org/wiki/Getting_Startedを参考に、MinGWインストーラを取得します。その後インストーラを起動し、必要なものを選択してインストールします。コンパイラがいらなければMSYSだけを選択します。

インストールが完了したらスタートメニューに プログラム>Mingw>MinGW Shell がインストールされているので起動します。そこで、opensslをインストールします。

> mingw-get install mingw-openssl

これでopenssl.exeがc:\Mingw\1.0\bin\ 以下にopenssl.exeができます。ので、ここにパスを通せば終了です。ログオフ/ログインし、emacsを起動すれば、simplenote.elが動くようになっているはず。